ノベルゲーム「僕が見届けた世界の終わり」をプレイしました。

お正月も終わって少し経ちますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕はというと、他の制作者さんのゲームをガンガンプレイさせていただいているところです。やっぱりノベルゲームは楽しいですねえ。

本日は、「琥珀色シンドローム」制作のノベルゲーム「僕が見届けた世界の終わり」をプレイしました。優しい雰囲気を持った短編で、休日の昼下がりなんかに読むと良いのではないかと思いました。以下、ネタバレ注意。















この作品は20分ほどで読める短編です。ワクワク、ドキドキするようなイベントは、あまりありません。
しかし、終始穏やかな雰囲気で進行していき、読後は優しい気持ちになりました。淡い色合いで描かれた絵も、作品の雰囲気にうまくマッチしていたと思います。

僕が非常に良いと思ったのは、主人公が中学生という設定です。彼を等身大に描けていたことが、この作品の大きな魅力だと思います。主人公である康輝は、見ている世界がまだ狭いこともあり、すぐに「死」を思い浮かべてしまいます。その理由は、客観的にみると些細なことかもしれません。しかし、彼にとっては大事なんですよね。そんな少年の心理描写は、かなりリアルであったと思います。また、年上のお姉さんと紅茶を飲みながらドキドキする様子も、彼が中学生であるからこそ際立つところですよね。個人的には、彩乃がお茶について色々と教えてくれるシーンが好きで、僕も勉強になりました(笑)

結末自体は、途中の様子からある程度予想できるものです。ただ、だからといってつまらなかったかというと、そうではありません。ラストに、康輝が彩乃に「またね」と呼びかけるシーンは、分かっていてもジーンときました。人は、出会いと別れを何度となく繰り返して生きていきます。そういう意味では、今回の物語もありふれた話だとも言えるでしょう。しかしこの作品は、そんな一場面を切り取って、実に美しく料理してくれたな、と感じました。こんな風に、切なくも温かい気持ちになれるお話が、僕は大好きです。

20分ほどで読める作品ですので、未読の方は是非プレイされてみてください。

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