物語を愛し、自身でも物語の制作を行っている九州壇氏の個人ブログ。
メインコンテンツは以下の3つ。コメントはお気軽にどうぞ。
・自作ノベルゲーム紹介
自身で制作したノベルゲームを紹介しています。
・ノベルゲーム感想一覧
プレイしたノベルゲームの感想を書いています。
・本、映画の感想一覧
購入した本や映画の感…
これまでに書いたノベルゲームの記事へのリンクをまとめたものです。
少しだけしか触れていない記事もリンクとして貼り付けました。
また、日記感覚で書いた個人的な感想ばかりです。
いわゆるレビューサイトのようなまとまりはありませんので、ご了承ください。
ネタバレも大いに含みます。気になる方はお戻りください。
・8月7日の雨宿…
あけましておめでとうございます。年明けの瞬間は眠っていた九州壇氏です。AM1時ごろに起きてから紅白歌合戦を録画していたものを少し見ました。BUMP OF CHICKEN、今回も良かったです……!
さて、年明け最初のブログですので、今回は九州壇氏としての2022年の目標を書いておきます。
一言で言うならば、今年は「蓄える年」にした…
急に寒くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。九州壇氏はなんとか風邪をひかずに過ごせています。
久しぶりのブログ更新となってしまいましたが、今回は2021年の創作活動について振り返ってみたいと思います。
(昨年の振り返りはこちらから)
まずは、今年の初めにたてた3つの目標を達成できたのかをみてみます。
1 新作の制…
先日、ティラノゲームフェス(TGF)2020がエンディングを迎えました。今回は制作者としても参加したのもあって、前回のフェスの時以上に色々な思いがあります。
そこで今回は、TGF2020を自分なりに振り返ってみようと思います。
TGF2020が無事に終わったことについて
まずは、運営の方々に厚く御礼申し上げます。今回の…
こんにちは、九州壇氏です。
先日、ティラノゲームフェス(以下、TGF)2020がついにエンディングを迎えてしまいました。
僕は初めて制作者として参加したのもあって、けっこう寂しいですね……。
今回も昨年のフェス同様、積極的に参加作品をプレイさせて頂きました。
やれる範囲でなるべく沢山遊んだつもりだったんですが……。それでも、…
今回は、「BLUE AZALEA」の義弓くーさんによるノベルゲーム「ななしのおろち 冬」をプレイさせて頂きましたので、感想を書いていきたいと思います。
なお、僕が「ななしのおろち」シリーズをプレイするのはこれで4つ目です。過去3作品の感想は以下からどうぞ。
「ななしのおろち 春」(DLはこちらから)
「ななしのおろち 夏」(DLは…
明けましておめでとうございます。
今年は初詣には行かなかった九州壇氏です。昨年同様、今年もCOVID-19で苦労する1年になりそうですね……。皆様も、どうぞ体調に気を付けてお過ごしください。
さて、今年最初のブログということで、個人的な目標を書いておきたいと思います。
①新作の制作を進める(全体像をある程度決める。書けると…
あと1週間ほどで2020年も終わりですね。少し早いですが、今回は1年間の振り返りをしてみたいと思います。
まずは、今年1月にたてた目標を達成できたかを見てみます。
あげていたのは、
①「僕らのノベルゲーム」を2020年3月末までに完成させる。
②合作「ショート100」の完成のために、できることをする。
③新作の企画を練って…
ここ最近、1か月ほどかけて「魔の山」を再読しました。過去のブログを見てみますと、1回目に呼んだのはもう12年前のようです。当時の僕は、まだ学生でした。「もうそんなに経つのか」という感じですね……。
かなりの大作であり、自分も思うことがたくさんあります。そのため、感想はかなり長文になってしまいました。消化しきれていないところも多々あるの…
ライトノベル「脱兎リベンジ」を読了しましたので感想を述べていきたいと思います。
この本は、「ショート100」でも仲良くさせて頂いた、義弓くーさんからお勧め頂いたものです。くーさん曰く、「この本は、青春ものとして『僕らのノベルゲーム』と通ずる部分もあると感じた」とのことで、期待してながら読み進めていきました。感情が大きく揺さぶられる熱い…
エーリッヒ・フロムによる著書「悪について」を読了しました。エーリッヒ・フロムはドイツ生まれのユダヤ人であり、精神分析家でした。フロイトの理論に対して批判的検討を行っており、彼の代表作のひとつである本書「悪について」の中でもフロイトについて何度も言及されています。
個人的には興味深く読めたのですが、一部理解が及ばないところ、納得できない…
本日は、映画の感想を久々に書いてみようと思います。ご紹介するのは、2013年公開の「ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して」です。本作品の主人公の1人であるジョルジュ・ドゥヴルーは実在の人物であり、人類学者であると共に精神分析医でもありました。彼は、民族精神医学という新しい分野を確立した人物としても広く知られています。本映画は、彼の著作を…
本日は「アドラー心理学入門」を読んで感じたことを書いていきたいと思います。
アドラーと言えば、フロイト、ユングとあわせて「心理学の三大巨匠」なんて呼ばれている人物です。僕はこのところ人間の心についての書物を読むのにハマっていて、その一環で本書を手にしたのでした。
「アドラー心理学」は一時けっこう流行ったと記憶しております(現在も…
本日は、九州壇氏の最新作である「僕らのノベルゲーム」について少し語ってみようと思います。
とは言え、すでにあとがきも書いた後です。本来であれば、作者があまり多くを語るべきではないのでしょう。
が、今回は致し方がないと思っています。
「谷口さんって、結局誰が好きだったの?」
それが気になるというお声を、いくつも頂きました。…
「呼び声のするトコロ」の吾妹木綿さんによるノベルゲーム「call calm trans」をプレイしました。選択肢はなく、クリアまでは1時間30分ほどでした。登場人物たちの優しい交流に、こちらまで優しい気持ちになれる。そんな作品でした。以下、ネタバレ注意です。
最初に言っておくと、僕はこのゲームの制作者で…
映画「危険なメソッド」を見ましたので、その感想を述べていきたいと思います。
本作品は、心理学者ユングを主人公とした実話です。現在僕は精神分析について勉強中なのですが、その一環としてこの映画を見たのでした。ストーリーだけでなく、当時の生活の様子を垣間見ることが出来たところも面白かったです。
以下、ネタバレ注意。
…
以前にも読んだ「精神分析的心理療法の実践」を再読いたしました。以前書いた感想はこちら。
今回は、学びの部分を列挙してみました。完全に自分用ですので、あしからず……。
・どの心理療法でも共通して言えるのは、頭で理解するだけではダメで、体験的に理解しなければならないということ。
・精神分析は、現実的なセラピストの人間的限界…
本日は、読み終えた本についての感想を述べていきたいと思います。今回取り上げるのは、マイケルカーンさん著の「ベイシック・フロイト」です。
僕は先日ノベルゲームを完成させたのですが、その中でフロイトの夢分析について書きました。その時に精神分析について勉強しようと購入したのが、この本だったんですよね(笑)
総じて、非常に読みやすかった…
幡野広志さんの本「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。」を読了しましたので感想を述べていきたいと思います。
僕が幡野さんのことを知ったのは、twitterがきっかけでした。幡野さんは「なんで僕に聞くんだろう。」というブログで、様々な方の人生相談に答えておられます。この内容を見て、僕は衝撃を受けたんですよね。文章を通して質問者の…