第24回文学フリマ東京に参加してきました。

2017年5月7日、東京流通センターで開催されました文学フリマに参加してまいりました。1番の目的は、僕が尊敬する物書きであるお竜さんにお会いすること(ノベルゲーム「ひとかた」の作者としても有名な方ですね)。ただ、こうした即売会に参加するのが初めてでしたので、イベント自体も非常に楽しみにしておりました。結論から申し上げますと、夢のような1日を過ごすことができましたね。当日の様子を、時系列に沿って書いていきたいと思います。

わけあって当日入りすることになった僕は、羽田空港に朝9時30分ごろ到着しました。そこから東京モノレールに乗って、東京流通センターへ。朝10時過ぎには会場についておりましたね。まず驚いたのは、イベントを待つ人々の多さでした。11時からの会場のはずなのに、すでにものすごい長蛇の列が形成されていたんですよね。
「こんなにいるのか!? こんなに並ばないと入れないのか!?」
とひとり驚いていたのですが、そうではありませんでした。どうやら、同会場で別のイベントも行われていたようです(https://www.panfyou.jp/web/news?mid=587)。事情が分かって一安心です。

開場までには時間もありましたので、人気があまりない場所のベンチに座り、ぼんやりと人々を眺めていました。そんな僕の耳に若い女性の会話が聞こえてきました。
「あの……ひょっとして〇〇さんですか」
「ええ、そうです! △△さん?」
「キャー、そうです!」
彼女らはピョンピョンと飛び跳ねて話をしていましたが、実に微笑ましかったです。おそらく、ネットでのみで交流のあったメンバーが初めてお会いした瞬間だったのでしょうね。僕もお竜さんにお会いしたらあんな風になるのだろうか、なんてことを考えながら見ていました(笑)

10時40分ごろになってから、文学フリマの一般参加者の列に並びました。こちらは、そこまでものすごい列ではありませんでしたね。別イベント参加者の列は若い女性が多かったのですが、こちらはまた様相が違いました。性別、年齢いずれもけっこうばらついていましたね。驚いたのは、その読書率。僕の前の人も後ろの人も、文庫本を読みながら待っておられました。緑色の和服を着た女性もいたりして、独特の雰囲気が漂っていました。文学フリマへの期待は更に高まります。
そんな僕らのもとに、スタッフの皆さんが来て下さりました。何事かと思ってみてみると、参加者一人一人にパンフレットを手渡しで配布されておりました。無料でもらっていいのかよ、とこちらも驚き。また、スタッフさんはボランティアでの参加と聞いていますが、感じが良い方ばかりでした(スタッフの皆様、本当にありがとうございました)。

さて、朝11時になると開場。僕も緊張しながら会場に入りました。いや、圧倒されましたね。出店されている方々の様々な表情と声。長机に並べられた創作物の数々。僕にとっては初めて体験するものばかりで、少しの間立ち尽くしていました。それから、ひとまず1周してみようと思い、会場をウロウロしておりました。出展された方々から話しかけていただくこともありましたが、頭を下げながら素通りしてばかりでした。対人関係スキルが低い自分が恨めしい……(笑)

1周したのちに、お竜さんのもとへ向かうことにしました。心拍数がどんどん上がっていく自分を感じます。ここらへんにおられるはずだとあたりをつけ、ブースごとに並べられた創作物を見ながら歩いていました。すると、「白琴会編」の文字が目に入りました。瞬間、心拍数が急上昇。そのブースにいる男性に話しかけました。
「あの……」
「はい」
「お、お竜さんでいらっしゃいますか?(震え声)」
「はい。そうです」
感動でした。
先ほどの女の子のように嬉しくて飛び跳ねることはありませんでしたが、心臓は跳ね回っていましたね。
お竜さんは、落ち着いた物腰の男性で、緊張しまくっている僕にも笑顔でお話ししてくださいました。僕はというともう頭が真っ白でしたね。自分が九州壇氏であること、お竜さんの創作物のファンであることをなんとか伝えました。
それから差しいれをお渡しすることに。「白琴会編」に登場したあのパンです。種類はサニーパンとオムレット。個数はもちろん5個ずつで準備していきました。さあ、渡すぞと思い、パンに視線を落とします。そこで、言葉を失いました。
(おいおい、嘘だろ!? ……オムレット、つぶれてるじゃねえか!!)
飛行機にのせた時でしょうか。いや、電車? 原因はわかりませんが、いくつかのパンは明らかに変形していました。しかし、ここへきてお渡ししないという選択肢はありません。
「これ……。クロヤというところのパンです」
僕の言葉に、お竜さんは笑って受け取ってくださいました。

そこから、お竜さんの作品の事についてお話させて頂きました。そのブースにいた時間は、おそらくほんの数分だったと思います。が、ノベルゲーム制作者として最も尊敬している方に直接会うことができて、本当に幸せでした。購入させていただいたCD-Rも、ファンとしては嬉しい内容でしたね。2つも買った馬鹿者は、僕だけではないでしょうか(笑)
これからもよろしくお願いします、とご挨拶させて頂き、お竜さんのもとを後にしました。

さて、お竜さんと無事お会いできましたので、文学フリマに来た最大の目的は達成しました。しかし、当然のことながらすぐ帰ったわけではありません。そこから1時間くらいは会場をブラブラしていくつか作品を購入させて頂きました。
驚いたのは、ノベルゲーム「雨ではなく、雪でなく」を制作されたやまいぬワークスさんも来られていたこと。おふたりで来られていたようですが、僕が訪れた時は女性がおひとりでおられました。まずはこちらで文庫本を購入しています。ノベルゲームで描かれた物語と関連もある作品だそうで、今後読むのが楽しみですね。
あとは、個人的に興味深いと思ったサークルさんでいくつか本を購入しました。ドストエフスキーの作品をもとにした二次小説などもあって興味深かったです。気になる作品はたくさんあったのですが、あまりにもたくさん購入すると帰りが大変になりすぎるということで断念。しかし、制作者さんと面と向かってお話しできるというのはいいですね。印象的だったのは、「是非プレイしてみて」という皆さんの熱いまなざしでした。自分はああいう目で作品を勧められるだろうか。今後も時々でいいから即売会に参加して、熱意を頂きたいな。そんなことを考えましたね。

会場を後にしたのは12時20分ごろでした。もうひとつの大切なイベントが上野で控えておりましたので。
少し長くなりましたね。春さんとお会いしたことについては、次回で書かせて頂きます。

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